'23/2/12発行「賢者オスッテBLアンソロ」に寄稿します

自機(フィル)の設定

キャラクター紹介ラハ光♂(リバ)
( illustrated by ナヲフ@nawofu_mochi)
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Character

名前:Filou’a Nemo(フィル・ア・ネモ) 通称 フィル
種族:ミコッテ♂ ムーンキーパー
容姿:白髪灰色メッシュ、耳の先が黒 空色の瞳 身長170cm
年齢:20代後半(記憶障害のため詳細は不明)

性格:見た目は温厚、皆が楽しそうにしているのを静かに笑って見ている。友情や、仲間意識はある。しかし愛や恋はわからない(初期設定)
メインジョブ:侍

設定:
 第7霊災直後、気付けば戦場にいた。手には武器がある。向かってくる敵へ反射的にそれを振り下ろすと、いとも簡単に死んだ。沸き起こる快感、消失する敵の顔の記憶。家族も、恋人も、自分の名もわからぬ。彷徨い歩き、たどり着いた先はグリダニア領だった。保護してくれたエレゼンの夫婦には子どもがおらず、しかしミコッテがエレゼンの命名規則で名乗るのは不便であろうと、フィル・ア・ネモ(Filou’a Nemo)と名付けてくれた。
 戦いに身を投じることで快感を得る狂人。しかし戦闘中の記憶はすぐに消失し、快感だけがその身に残る。そのため、自分が屠った相手の顔や名前を覚えていない。
 本人は記憶喪失のため覚えていないが、第7霊災以前は暗殺を家業とする、表舞台に立つような人間ではなかった。元の性格は冷酷、人を殺すことが楽しくて仕方が無い奇人。刀を持つことで、元来の性格が発現する(が本人は記憶にない)
 本人は、戦うことで快楽を得ていることを恥じている。人の役に立つことは好きだから暁に協力しているが、英雄と呼ばれる度に自分の罪を重く自覚していく。そのことを誰にもそれを打ち明けずに第一世界に来たが、水晶公はなんとなくそれを察している(まだ小説にしていない部分です)

ここからは裏設定:
 第七霊災が訪れる前のフィル(本来の名前は異なる)は暗殺業を生業としていた。人を殺すことを厭わず、音もなく任務を実行する彼の手腕を買われた彼は第七霊災の傭兵として雇われていた。そして記憶を喪失。以降、誰も彼のことを覚えている者はいなかった。
 特定の相手を作らず、欲を発散するために都合のいい相手と閨を共にする尻軽。都合が悪くなったら簡単に殺して次の相手をまた作る。あどけなく笑い、しかし目は死んでいる。
 現在の人格であるフィルとは正反対であるが、しかし戦っているときの表情や行動は元来の性格の物が発現していると思われる。そのため、彼自身は自分の思考で戦っているわけではなく記憶が失われている。

※現在は原初世界に戻ってきたグ・ラハと恋人同士になっているという設定で主に創作をしています。愛を知ったことで、戦いの記憶が失われるという障害は解消されつつあります。